

琴平に帰った麗(うらら、武井咲)は、自分を追ってきてくれた父・卓也(渡部篤郎)と東京で再会し、再び一緒に暮らしていた。麗は弘一(塚本高史)が司法 試験の模擬試験に集中するのを見て「私も法律の勉強をしようかな」と言い出す。弘一から司法試験を受けるための予備試験は司法試験よりも厳しく、合格率わ ずか3%の狭き門だと聞き「フム・・・」と考え込む麗。その夜、麗は帰宅した卓也にクリスマスの予定を訪ねる。「いままで三股で昼の部、夜の部、深夜の部 とか分けていたの?」と聞く麗に、卓也は意外にも「クリスマスはいつも一人だよ」とポツリ。そんな卓也に麗は「この際、お母さんと再婚しちゃったら?」と 言ってみる。先日さゆり(堀内敬子)は「再婚をやめるかもしれない」と言っていたからだ。だがすぐに麗は「やっぱり無理だよね」と思い直し・・・。


琴平に帰る高速バスの中で倒れた麗(うらら、武井咲)。目覚めると琴平の自分の部屋だった。カレンダーの日付は10月のまま。「――今までのことすべて夢 だった?!」とびっくりの麗は、母さゆり(堀内敬子)に東京で父・卓也(渡部篤郎)に会ったこと、父が三股をかけていて・・・とペラペラと話し始める。 黙って聞いていたさゆりは一言。「まだ、目覚めない?」そのころ卓也は麗を心配し、ほうぼうを探し回っていた。そこに華子(比嘉愛未)が麗からの伝言を頼 まれたとやってくる。通販で買った食料品を替わりに受け取って欲しいというのんきな伝言だ。しかし華子も麗がどこにいるかは知らず・・・。